「煮堅魚」と「堅魚煎汁」
古代かつぶし

「煮堅魚」と「堅魚煎汁」

鰹節の原型である「煮堅魚」と「堅魚煎汁」とは。 鰹節の原型である「煮堅魚」と「堅魚煎汁」は奈良時代に生まれたと伝えられています。焼津の海で獲れた鰹は、保存性と高めるため、堝型(なべがた)土器と呼ばれる大きな土器を用い、竈で煮込んでいたと推測されます。各所で発掘されているこの土器は、通常のものより口が広く、大きな食材を煮込むのに適していたようです。海水で煮込み、塩分を含ませることで腐敗を防...
古代かつぶしプロジェクト
古代かつぶし

古代かつぶしプロジェクト

焼津の鰹節文化は、古墳時代から受け継がれてきたと言われています。この貴重な伝統を未来へつなぐため、私たちは古代の製法を再現し、商品化やイベントなどを通じてその魅力を発信していくプロジェクトを展開しています。 「古代かつぶし」とは? 焼津の鰹節――その起源は、古墳時代まで遡ります。海とともに生きる焼津の人々が生み出した「煮堅魚(にかたうお)」と「堅魚煎汁(かつおのいろり)」。その原型である...