はじめまして、網元探検隊隊員の山本です。昨年、ひょんなことから焼津に移住してきました。
生まれも育ちも静岡市、焼津市の隣です。大学進学を機に上京し、その後就職した会社の配属で関西地方に住んでいました。とにかく静岡を出てみたいと思って離れてみたものの、やっぱり長く住むなら静岡が落ち着くという結論に達し、静岡に戻ってきました。

同じ静岡とはいえ、正直焼津にはそこまで縁がなかったわたしが、なぜ今焼津にいるのか。
小学生のころ、ある日父が削り器と鰹節を持ってきて、気づいたら毎日鰹節を削っていました。母がその削り節で味噌汁をつくってくれて、台所に広がる鰹節の良い匂いと、だしがきいた素朴な味噌汁の味を、今でも鮮明に覚えています。
静岡に戻って仕事をするにあたり、「その土地ならではのものを扱いたい」と考えていたわたしは、我が家の味噌汁を思い出し、今の会社に行きつきました。先日社会科見学に来た小学生から、なぜこの仕事をしているのか質問され、自分が今焼津にいるのはこの食卓の記憶があるからなのかな、と思っています。

これからどんな景色が見られるのか、とても楽しみです!
まだまだ焼津は初心者なので、街を歩いているだけで新鮮なことがたくさんあります。フレッシュな視点で皆さまに焼津の魅力をお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!