なまり節
かつお

江戸時代と繋がる焼津の味~なまり節~

二日目は 矢次早なり 初なまり これは江戸琳派の画家・酒井抱一(ほういつ)の歌。彼は俳諧師としても活躍した。...
焼津という街
焼津

焼津という街

焼津は観光の町ではない。もちろん、訪れた人を満足させる最高レベル海の幸を味わうことができるし、長い歴史を有する神社仏閣はある。「観光目的」で訪れた人も満足するはずだ。
大漁と安全を祈願する神社
焼津

大漁と安全を祈願する神社

神社からは波音が聞こえる。約1500年続く那閉神社を左手に坂を登ると、駿河湾と伊豆半島が一望できる場所がある。付近には漁を生業にする人が多く住んでいたことから海上安全、大漁満足の祈願に訪れることが多い。
焼津のかつお節物語
かつお

焼津のかつお節物語

かつおと日本人の付き合いは古い。日本の歴史と共に歩んできたと言っても過言ではない。縄文時代の人々はすでにかつおを手に入れていたことは、約5500年前の三内丸山遺跡(青森県)の遺跡からはかつおの骨が出土していることが証明している。...
かけ声響く、東海一の荒まつり
焼津

かけ声響く、東海一の荒まつり

郷土に自慢の祭があるのはいい物だ。燒津の祭と言えば、毎年8月12・13日に行われる焼津神社の大祭。「アンエットン」という独特のかけ声とともに燒津神社を朝10時に出発し、市内にある4ヶ所の御旅所に寄り、...
幸福とプライド「焼津の大漁旗」高橋染物店
焼津

幸福とプライド「焼津の大漁旗」高橋染物店

帰港する船に鮮やかな旗がはためく。「たいりょうき」や「たいりょうばた」と呼ばれる旗だ。通信設備がなかった時代、大漁の際に船に掲げ、港で待つ家族や仲間たちに成果を知らせた。
波が打ち寄せ、石が降る町
焼津

波が打ち寄せ、石が降る町

かつて浜通りは海が近く、波音の聞こえる通りだった。昭和60年代まで通りの東側が駿河湾に接していたため、暴風雨が来ると波が堤防を越えて家々を襲うことがあったそうだ。
小泉八雲が愛した焼津の町
焼津

小泉八雲が愛した焼津の町

小説家・小泉八雲のお気に入りの場所は燒津だった。水泳が好きだった八雲は水泳に向いた場所を探しており、焼津の深くて荒い海が気に入ったという。...
焼津の心のより所 焼津神社
焼津

焼津の心のより所 焼津神社

1600年という長い歴史を持つ焼津神社。毎年8月に例大祭の「焼津神社大祭 荒祭」が執り行われることでも知られる。神社を含む一帯では宮之腰遺跡が出土し、古代祭祀の道具や人々が生活していた跡が発見されている